1週間たってもエポキシが硬化せず、ベタ付きがあります。硬化不良を起こしているようですが、どのような原因が考えられますか?
エポキシの硬化不良には、主に3つの原因が考えられます。
①配合比率の間違い
②撹拌不足
③気温が低い状態での作業
上記が原因の場合がほとんどです。
①は多くの場合、硬化剤の量が主剤よりも多くなると起こります。
③は冬場の空調の効いていない場所での作業で起こります。
特に10度を切るような低温下では、硬化不良を起こすエポキシがほとんどです。
エポキシは温度が高いほど早く硬化する傾向にあります。
できれば20度以上の室温で硬化させることをお勧めします。
今までは硬化していたのに、いきなり硬化しなくなった・・・という場合は温度を確認してみましょう。
購入したエポキシの主剤が白く結晶化しています。これは不良品でしょうか?
エポキシの多くは、低温下では主剤が結晶化するものが多いです。
症状としては、透明感がなくなり白っぽくなった後、容器の底に結晶化したエポキシが沈殿していきます。
冬場の気温の低い状態で起こりやすく、場合によっては店舗に入荷した時点で結晶化している場合もございます。
これは容器ごと60度程度のお湯で湯銭していただくことで、元通りの透明な液体に戻すことが可能です。
品質も問題ございません。
動画にまとめてありますので、よろしければご参考ください。
<結晶化したエポキシの対処方法>
https://www.youtube.com/watch?v=OXpsEiIA9Y8
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