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よくある質問

ロッドビルディングを始めたいと思っていますが、何を揃えたらいいかわかりません。

必ず必要なものとして、「フィニッシングモーター」「エポキシコーティング剤」「エポキシボンド」などがあげられます。

もちろん筆や、エポキシを撹拌するメジャーカップ等も必要になります。

これらをご自分の好みのもので揃えるのもいいですが、初めからセットになっているものをご用意しております。


<ロッドビルディングスターターセット>
https://tackle-net.com/products/44636


弊社オリジナルの「ロッドビルディングガイドブック」もついております。

このセットですべての作業が可能というわけではございませんが、必要最低限の物が入っています。

もちろんハサミやカッターなども必要になりますが、それらはホームセンター等で購入ください。

ロッドビルディングを始めたいのと思っていますが、お勧めの参考書やDVD、動画などありますか?

ロッドビルディンの参考書というのはあまり存在しませんが、弊社で販売している「ロッドビルディングガイドブック」というものがございます。


<ロッドビルディングガイドブック>
https://tackle-net.com/products/other/other/243355


基本的な組み立て方は、これで学ぶことはできるかと存じます。

またガイドメーカーの富士工業さんからは「誰にでもできるロッドクラフト」という電子書籍がございます。

ホームページ上で無料でご確認いただけます。


<誰にでもできるロッドクラフト>
https://www.fujitackle.com/catalog/book/rodcraft2019/index.html


DVDでは「ロッドビルディングパーフェクトガイド」がお勧めです。

船竿・ルアーロッド・カセ筏竿の3アイテムがございます。


<ロッドビルディングパーフェクトガイド>
https://tackle-net.com/products/other/other/174

動画では弊社が配信しております「ビルディングチャンネル」から、様々な内容をご確認いただけます。


<ロッドビルディングチャンネル>
https://tackle-net.com/page0118/

常に更新しておりますので、定期的にチェックしてみることをお勧めいたします。

トップガイドの交換方法を教えてください。

トップガイドは、ライター等の熱を加えることで、中の接着剤が軟化します。

その瞬間にガイドを引き抜くことで外すことができます。

素手では熱い為、ペンチや手袋を使用しましょう。

この時重要なのは、まっすぐに引き抜くことです。

熱された穂先は、一時的に曲がりやすく(折れやすく)なっています。

つまりこの時にまっすぐ引き抜かないと、折れてしまったり、曲がってしまう恐れがあります。

詳しくは以下URLより動画をご確認ください。

<トップガイドの交換方法>
https://www.youtube.com/watch?v=Bly7DBHRKZo

ガイドのリングに傷が入っているような気がします。確認する方法はありますか?

ガイドリングの割れや傷は、カッターの刃をあてて確認するのが一般的です。

詳しい方法は動画でご紹介させていただいております。


<FUJIガイド リングの割れ・傷のチェック方法>
https://www.youtube.com/watch?v=U6yGM3rxIYs

ガイド交換を考えていますが、今ついているガイドの外し方はどのようにすればいいでしょうか?

ガイドを外すには、コーティング部分を剥がす必要があります。

コーティングは熱を加えることで軟化し、剥がしやすくなります。

詳しくは以下URLより、動画をご確認ください。


<ガイドの取り外し>
https://www.youtube.com/watch?v=Ddl229bnkic

振り出し竿のガイド交換をしたいのですが、ガイドの取り外し方を教えてください。

振り出し竿のガイド交換は、まずトップガイドを外すところから始まります。

トップガイドの外し方は以下URLより動画をご確認ください。


<トップガイドの交換方法>
https://www.youtube.com/watch?v=Bly7DBHRKZo


振り出し竿には、各節の口部分にガイドが接着されています。

このガイドは衝撃を加えることで外すことができます。

詳しくは以下URLより動画をご確認ください。


<テレガイド(遊動型ガイド)の取り外し方>
https://www.youtube.com/watch?v=kxWmoCuGccQ

この方法は、何度も打ち付けて外すことになります。

その為、ガイドの樹脂部分が破損する場合もございます。

なかなか外れない場合は、ドライヤー、ヒートガン等で軽く温めてから作業すると、外れる場合があります。

ガイドを取り付けるときの、スレッドの巻き方を教えてください。

スレッドの巻き方に関しましては、様々な動画をご用意していますので、よろしければ以下よりご確認ください。


<スレッドの巻き方基本編(ガイド無し)>
https://www.youtube.com/watch?v=y8fuaglEjGk

<スレッドの巻き方/ガイド取り付け基本編>
https://www.youtube.com/watch?v=XmqmGb03yrw

<スレッドの巻き方/抜き糸処理編>
https://www.youtube.com/watch?v=fVxf-FujMhA

<スレッドの巻き方/飾り入れ/ピンライン編①>
https://www.youtube.com/watch?v=suoWI8NIJaA

<スレッドの巻き方/飾り入れ/ピンライン編②>
https://www.youtube.com/watch?v=Q3BlS3dzreM&t=13s

<スレッドの巻き方/飾り入れ/螺旋巻き編>
https://www.youtube.com/watch?v=DdACNWdYTi4

ガイドのコーティング手順を教えてください。

ガイドのコーティング方法は、作業者によっても結構変わります。

ガイドのサイズにもよりますが、通常2~3回の塗りで完成させることが多いかと思います。

詳しくは以下URLより動画をご確認ください。

比較的失敗の少ない3回塗での方法をご紹介しています。

よろしければご参考ください。


<ガイドのコーティング基本編>
https://www.youtube.com/watch?v=qfX7pONH9gk

1週間たってもエポキシが硬化せず、ベタ付きがあります。硬化不良を起こしているようですが、どのような原因が考えられますか?

エポキシの硬化不良には、主に3つの原因が考えられます。

 
 ①配合比率の間違い

 ②撹拌不足

 ③気温が低い状態での作業


上記が原因の場合がほとんどです。

①は多くの場合、硬化剤の量が主剤よりも多くなると起こります。

③は冬場の空調の効いていない場所での作業で起こります。

特に10度を切るような低温下では、硬化不良を起こすエポキシがほとんどです。

エポキシは温度が高いほど早く硬化する傾向にあります。

できれば20度以上の室温で硬化させることをお勧めします。

今までは硬化していたのに、いきなり硬化しなくなった・・・という場合は温度を確認してみましょう。

ガイドの取付位置で悩んでいます。なにか基準になるようなものはありますか?

参考になるものとしては、富士工業さんが推奨している、「ニューガイドコンセプト」「K・Rコンセプト」があります。

また、これをもとに考えられた「参考ガイドスペック表」があります。

ルアーロッドから投げ竿や船竿等、取付位置とガイドサイズまでが一例としてあげられています。

もちろん、すべてを網羅できているわけではありませんが、これをもとにある程度のガイド位置を出すことは可能です。


<富士工業サイト/参考ガイドスペック>
https://www.fujitackle.com/guidespec/

この他、市販の竿で同じようなものがあれば、それを参考にするのもいいです。

ただそれがベストという訳ではありません。

本来は、ガイドを仮止めしてキャストを繰り返しながら、自分のスタイルにあった位置を特定していくのが最善です。

ガイドの数や取付位置によって、竿の調子はどのように変わるのでしょうか?

ガイドがついている個所というのは、糸を通して曲げたとき、硬く(曲がりにくい)箇所になります。

よくガイドの足があるから曲がりにくくなる・・・と言われます。

確かにそれはその通りですが、本来は竿が曲がったときに、ガイドが糸によって「引っ張られる」ことで曲がりにくくなる・・・というのが基本の考え方です。

つまりガイドがついている個所は曲がりにくく、ついていない箇所は曲がりやすいということになります。

また曲がりやすい箇所は、パワーや手感度が落ちます。

その反面、ティップ部分などは曲がりやすいことで、食い込み(目感度)はよくなります。

逆に曲がりにくい箇所は、パワーや感度(手感度)は上がりますが、食い込みは悪くなります。

しかし、これらのマイナス要素は、本来のブランクの調子によって補える場合もあります。

一例となりますが、先調子の竿は、ティップ部分にガイドが集中しているのに先調子です。

これはもともとブランク調子のが、先調子用として設計されているからです。

ガイドを取り付けた時、まっすぐについているかどうか確認するいい方法はありませんか?

多くの場合、ガイドを上にしてトップからバットガイドまでがまっすぐかを確認します。

しかし意外とこれがわかりにくいですよね。

そこでガイドを下にして見てみましょう。

そうするとブランクの下からガイドがはみ出て見えます。

つまりブランクを中心に、すべてのガイドがその両端から対称にはみ出ていれば、まっすぐついているということになります。

この見方が使えるのは、ブランクの外径よりも、ガイドの外径のほうが大きいことが前提となります。

またブランクがまっすぐでない場合は、見方を変える必要があります。

特にティップ部分は若干反っているブランクもありますので、注意が必要です。

カタログ上ではブランクの先径が1.2mmとなっています。これに合うトップガイドは1.2mmでいいですか?

カタログ上の数値と実際の先径は、若干誤差がある場合もございますので、正確には判断が難しいです。

しかし先径がジャスト1.2mmの場合、トップガイドのパイプ内径が1.2mmですと、きつくて入りません。

その為、一回り大きいサイズを選択するほうが間違いありません。

どうしても、1.2mmのガイドを使用したいという場合は、穂先部分を若干削ることで、取り付けることができます。

塗装済みのブランクであれば、塗装を剥がす程度で取り付けることができる場合がほとんどです。

これに関しては、作業者の好みにもよります。

先端にソリッドティップがついているブランクですが、つなぎ目にガイドをつけたほうがいいでしょうか?

ソリッドがつないであるブランクは、基本的には必ずつなぎ目にガイドを取り付けるようにしてください。

つなぎ目を補強してあるブランクも多いですが、どうしても破損しやすい箇所になります。

そこにガイドを取り付ける(スレッドを巻く)ことで、つなぎ目が「裂ける」のを防いでくれます。

ソリッドティップのブランクは、つなぎ目にガイドを取り付けることが前提となりますので、どうしてもガイドセッティング基準がこのガイドになります。

ルアーロッドのトップガイド下数センチで折れてしまいました。自分で補修しようと思いますが、どのような修理方法があるでしょうか?

数センチということであれば、折れた個所に新たにトップガイドを取り付ける修理方法が一般的です。

当然折れている分短くなりますし、ティップ部分は硬い調子になります。

またトップガイドとその下の第一ガイドの間隔も狭くなります。

それでも使用上さほど問題なく使うことができます。

さらに見た目よく修理するのであれば、悪くなってしまったガイドバランスを取り直します。

ほとんどの場合、トップ下のガイド1~2個をずらすことで、見栄えよくバランスをとることが可能です。

さらに使い勝手よく直したい場合は、ティップ部分をソリッドティップに改造する方法があります。


※ソリッドティップ改造は別途参照

中心で折れてしまったワンピースのバスロッドを修理しようと思います。どのような修理方法がありますか?

芯材を入れて、ブランクをつなぎ合わせる修理方法があります。

当然調子が変わりますので、再度破損する可能性もありますが、使えるように直すことは可能です。

作業方法は以下URLより動画をご確認ください。


<折れた竿の繋ぎ補修方法>
https://www.youtube.com/watch?v=VqaSoFlLcek

アジングロッドをチタンティップで作ろうと考えています。オススメのチタンティップと、つなぎ方を教えてください。

オススメのチタンティップは、弊社オリジナルのライトゲーム用チタンティップがございます。

特徴としては、2段テーパーにすることで、つなぎ目部分が綺麗に曲がります。

また、つなぎ目部分はあらかじめ逆テーパーに加工してあります。その為面倒なチタンの加工も不要です。

つなぎ方に関しましては、以下URLより動画をご確認ください。


イシグロ・富士工業コラボ チタンティップカスタム手順動画>
https://www.youtube.com/watch?v=rH9iU5WmFLA

チタンティップにガイドを取り付けたいのですが、外れやすくて困っています。いい方法はありませんか?

チタンティップは非常に滑りやすく、メーカーの竿についたガイドもよく外れてしまうことがあります。

いくつか方法がございますので、ご紹介します。

手軽な方法としては、スレッドを巻いた後、いきなりエポキシをかけるのではなく、瞬間接着剤で固めてしまいます。

これだけでもかなり外れにくくなります。

より強力に取り付けるのであれば、下巻きに「ナイロン根巻糸」を使用します。

これは鮎のイカリ針を巻く際に使用する、極細のナイロン糸になりますが、非常に滑りにくい為、固定したガイドがそれだけでほぼ動かなくなります。

この糸で下巻きをしたのち、瞬間接着剤で固定します。

その後普通のスレッドで巻いてコーティングして完成です。

チタンティップの取付方法含めた動画を配信しております。よろしければご参考ください。


<イシグロ・富士工業コラボ チタンティップカスタム手順動画>
https://www.youtube.com/watch?v=rH9iU5WmFLA

ソリッドチューンを考えています。チタンティップ、ソリッドカーボンにはいろいろなサイズがありますが、選択の基準などありますか?

ソリッドチューンをするうえで、一番重要な部分ですね。

必ずではないですが、一番の基準は・・・


「つなぐ箇所のブランクとソリッドの太さが、ほぼ同径であること」


これが重要です。

例えばつなぐ箇所のブランクの太さが「2mm」の場合、使用するソリッドの元径もおおよそ「2mm」位が最適ということになります。

こうすることで、繋げた時に比較的綺麗に曲がるようになります。

これはブランクの硬さや張り(カーボンの弾性等)によっても変わります。

張りの強いブランクであればあるほど、使用するソリッドも太めのほうが合います。

逆に張りが弱いブランクであれば、細めにしたほうがいい場合があります。

上記はあくまで、繋げたときに綺麗に曲がることを重視した場合の基準です。

以下動画をご確認いただくことで、よりご理解いただけると存じます。


<ソリッドチューン・ティップ折れ修理>
https://www.youtube.com/watch?v=TC-El2Vk2Jk

手持ちのワンピースロッドを2ピースに改造しようと考えています。手順を教えてください。

ロッドの2ピース化(マルチピース化)に関しては以下URLより動画をご確認ください。


<1ピースロッドの2ピース化>
https://www.youtube.com/watch?v=L9o9EDOYL6M

ブランクを2ピース化する際、2本のパーツが同じ長さにするにはどこでカットすればいいでしょうか?

ブランクを2ピース化する際、印籠芯を使用してつなぐこととなります。

その為、印籠芯の長さも考えた上でカットする位置を決める必要があります。

その為まずは印籠芯の長さを決めます。

印籠芯の長さというのは、「接着しろ」を含まない、外に出ている長さになります。

カットした2ピースが同じ長さにするための計算は以下の通りとなります。


(ブランク全長+印籠芯の長さ)÷2


これはトップからカットする箇所までの長さになります。

仮にブランク全長が180cmで印籠芯の長さが6cmの場合、


(180+6)÷2=93cm


となります。

つまりトップから93cmでカットすればいいということになります。

本当にそうなのかバット側の長さを計算してみましょう。

全長180cmから93cmを引き、印籠芯の長さ6cmを足すことで計算できます。


180-93+6=93cm


上記の通りぴったり同じになりました。

ただこれは完成したロッドを2ピースにした場合です。

組み立てる前のブランクの状態で2ピース化する場合、取り付けるトップガイドやバットエンドによって、全長は変わってしまいます。

また一般的にはディップ保護のため、ティップセクションを数ミリ短くすることが多いです。

その点を考慮して計算するようにしましょう。

1ピースの2ピース化は、以下URLより動画をご確認いただけます。


<1ピースロッドの2ピース化>
https://www.youtube.com/watch?v=L9o9EDOYL6M

マルチピース化する際、印籠芯長さはどれくらい必要でしょうか?

一概にこれが正解といった数値も計算方法もないかと思います。

使用する印籠芯材の太さからおおよその目安を出す方法もありますが、マルチピース化の場合、カットしないと内径がわからない為、芯材の太さではあらかじめ確定することができません。

その為、外径からある程度判断することとなります。

おおよその目安としては、


つなぐ箇所の外径×7~10


おおよそ上記を目安にしています。

ソルト系の太めのブランクなら「×7」。

トラウトロッドのように細いブランクなら「×10」といった感じです。

ブランクのテーパー等も考慮に入れる必要がありますので、あくまで目安です。

上記の計算で出る数値は、外に出ている部分の印籠芯の長さです。

接着しろは入っていません。

接着しろ部分は、出ている部分のおおよそ6~8割程度の長さで大丈夫です。

例えば外径8mmのバスロッドを処理するとなりますと、以下の通りとなります。
※×8で計算した場合です。


外径8mm×8=64mm


つまり出ている部分の長さが64mmで、接着しろはおおよそ38mm~51mm位ということになります。
詳しくは以下URLより動画をご確認ください。


<1ピースロッドの2ピース化>
https://www.youtube.com/watch?v=L9o9EDOYL6M

貴社で販売している印籠芯は8mmまでですが、それ以上の太い内径に対応できる芯材はありませんか?

印籠芯材用としては8mmまでですが、延長用カーボンパイプが9mmからございます。

これを代用することは可能です。

ただチューブラ素材になりますので、重ねて使用するなど強度対策は必要となります。

また弊社で扱っている印籠芯材の太いサイズは、いずれもチューブラ素材です。

こちらも必要に応じて重ねて使用することをお勧めします。


<印籠継用芯材>
https://tackle-net.com/products/rod-pipearbor/core-for-connection/935
https://tackle-net.com/products/rod-pipearbor/core-for-connection/941

<延長用カーボンパイプ>
https://tackle-net.com/products/rod-pipearbor/carbon-tubes/814

グリップの改造を考えていますが、リールシート(パイプシート)の効率的な外し方はありますか?

リールシートはその形状の違いから、大きく分けて2種類の外し方あります。

詳しくは以下URLより動画をご確認ください。


<DPSタイプ>
https://www.youtube.com/watch?v=EeZxQc8ilK4

<トリガータイプ他>
https://www.youtube.com/watch?v=cF6P7k-vgqk&t=83s

グリップを組み立てるとき、隙間を埋める素材にはどのようなものがありますか?

隙間埋め・かさ上げの素材としては以下のものがあります。


  ①専用アーバー(コルク・ウレタン・カーボン・グラス等)

  ②テープ類(スペーサーテープ・マスキングテープ等)

  ③糸類(タコ糸・竿巻糸・スレッド等)


ぴったり合うものがあれば、専用のアーバーを使用するのがいいでしょう。

手軽なのはテープ類です。

どんな隙間もぴったり埋める柔軟性があります。

糸類は固定することだけを考えれば、一番強固に接着することが可能です。

それぞれの用途に応じて選んでいただければいいと思います。


<ウレタンアーバー>
https://tackle-net.com/products/rod-pipearbor/arbors/122581

<ハイブリッドアーバー>
https://tackle-net.com/products/rod-pipearbor/arbors/123106

<グラスブッシュ>
https://tackle-net.com/products/rod-pipearbor/ferrule-glass-bush/922
https://tackle-net.com/products/rod-pipearbor/ferrule-glass-bush/928

<スペーサーテープ>
https://tackle-net.com/products/rod-building-tools/masking-tape/6453

<竿巻糸>
https://tackle-net.com/products/rod-guide-thread/thread-other/6850

テープやアーバーでブランクとの隙間を埋める際、隙間なく処理したほうがいいでしょうか?

テープで処理する際は、必ず適度な隙間をあける必要があります。

例えばパイプシートを接着する際に、パイプシートの幅分、すべてテープで埋めてしまうのはNGです。

これだとブランクとパイプシートはテープの粘着力のみで、接着されているのと同じです。

巻いたテープが接着剤で固定されるよう、テープの側面には接着剤が充てんできる隙間が必要になります。

テープでなくアーバーを使用するのであれば、隙間なく処理しても問題はありません。

ただその場合、ブランクとアーバー、アーバーとブランクをそれぞれ接着する際は、テープでの底上げ調整はNGです。

アーバーはそれぞれの素材に直に接するように接着します。

アーバーの数や、テープの巻く箇所、糸類を使用するかどうかは、軽量化重視か強度重視かによって、その都度変えてあげるとよいです。

隙間埋め・底上げに関しては、以下動画がご参考いただけます。


<パイプシート接着前のかさ上げ>
https://www.youtube.com/watch?v=S3xGFmyCCsw

<EVA・コルク接着前のかさ上げ>
https://www.youtube.com/watch?v=GGWKkbudIYo

バットジョイントタイプのバットのみ作成したいと考えています。純正のバットと兼用で使えるように作成したのですが、いい方法はありますか?

純正に合うバットを作るのは難しいです。

理由はブランクの外径に、ぴったり合う内径のバット素材が見つからない可能性が高いからです。

また内径を加工して込み調整するのも非常に困難です。

通常は「オス側」の肉厚を調整して込みを合わせますが、「オス側」つまりブランク側を加工してしまうと、純正のバットが使えなくなります。

唯一の方法としましては、純正のバットをパーツとして手配することができれば、そのバットをベースに改造することは可能です。

手持ちのアルミバットに合う船竿を作成しようと考えています。どのタイプのフェルールを購入すればいいでしょうか?

現在販売されているアルミバットのフェルールは、メーカーによって規格が違うため、純正でないと使用できないことがほとんどです。

お手持ちのアルミバットのメーカーや型番がお分かりでしたらご連絡ください。

弊社で入手可能なパーツであれば、対応させていただきます。

ブランクを塗装したいのですが、塗料は何を使用するのがいいでしょうか?

オススメの塗料は2液式ウレタン塗料です。

通常メーカーが使用している塗料もこれになります。

特徴としては、硬化後シンナー等では溶けることが無い、強靭な塗膜を得られます。

通常は撹拌した塗料をスプレーガン、エアブラシ、しごき塗装などで塗装します。

また缶スプレータイプの2液式ウレタン塗料もございます。

以下URLでご紹介する塗料は、粘度が高い為、しごき塗装に最適です。

もちろん薄めることで、エアブラシ、スプレーガンで塗装することも可能です。


<ロッドウレタンバーニッシュ>
https://tackle-net.com/products/paint/urethane/6726

<ウレタンカラーペースト>
https://tackle-net.com/products/paint/urethane/6990

ブランクへの塗装の手順を教えてください。

裸のブランクにスプレー塗装をする場合ですが、無塗装のグラス、カーボンブランクの表面はつるつるに見えても、小さなへこみがたくさんあります。

その為、下地にプラサフを吹き、小さな小傷やくぼみを埋めてから処理します。

その後、#800位のヤスリを使用して、表面を平らに整えます。

あとは好みの色に着色し、最後に仕上げのウレタンクリヤーをかけて終わりです。

小さなごみや、ブツが残った場合は、#1000位のヤスリで削った後、コンパウンドで磨くことで、平らに処理することができます。

しごき塗装の場合は、ブランクの下地処理なしに、いきなり着色塗装をする場合も多いです。

缶スプレーを使用した塗装のブログがございます。

よろしければこちらもご参考いただけると思います。


<簡単!ブランクの缶スプレー塗装方法>
https://www.ishiguro-gr.com/blog/detail.php?id=11075

エアブラシを持っていますが、ブランクの塗装に使用できますか?

エアブラシでも塗装することは可能です。

ただ、塗料の噴出量が少ない為、少々時間がかかります。

また、最終の艶出しのためのウレタンクリヤー塗装では、場合によっては綺麗なつやを出すのが困難な可能性もあります。

パイプシートなどの小物であれば、十分塗装は可能です。

エアブラシやスプレーガンで塗装をしたいのですが、コンプレッサーはどのようなものを用意すればいいでしょうか?

エアブラシの場合、使用するノズル径が0.3mm以下であれば、一般的なプラモデル用のコンプレッサーで塗装可能です。

しかし、0.5mmクラスになると、空気の使用量が増えるため、エアブラシ用としてはハイパワーのタイプでないと対応が難しくなります。

毎分の空気の吐出量(L/min)が多くないと、その性能は発揮できません。

スプレーガンも同様の考え方です。

エアブラシに比べると、さらに多くの空気量が必要になります。

当工房で使用しているのは、ノズル径が0.5mmのスプレーガン(平吹)ですが、エアブラシ用のものでは、仮にハイパワーのものであっても使い物にはなりません。

こちらもそれ相応の空気吐出量と、できればエアタンク付きの物を使用することをお勧めします。

スプレーガンにはカタログ上で「空気使用量」の表記があります。

使用するコンプレッサーの、毎分の空気吐出量を比べてみて、後者の方が数値が大きいコンプレッサーを選ぶのが前提です。

この数値が小さいと、スプレーガンの空気使用量についていくことができず、エア不足になります。

さらにコンプレッサーがフル稼働することで大きな負担がかかり、故障の原因となります。

竿に塗装をしようと思っていますが、筆塗りでもきれいに塗れるでしょうか?

筆塗りで市販の竿のような、平らな塗装をすることは難しいです。

どうしても筆塗りで塗装するのであれば、リターダーを添加するか、もともと乾燥の遅いシンナーを使用することで、塗料が平滑になり、筆跡が残りにくくなります。

また漆の研ぎ出しなどは筆で行うのが一般的です。

それでも最終的に、平らに処理するのはそれなりに技術が必要となります。

エアブラシやスプレーガンなどを持ってないのですが、手軽に綺麗に塗装する方法はないでしょうか?

一番簡単なのは、缶スプレーでの塗装です。

下地処理から着色をしたのち、2液式ウレタンクリヤーの缶スプレーで仕上げることで、市販のロッドと同じレベルの塗装が可能です。

缶スプレーでの塗装方法は、以下ブログにて説明させていただいております。


<簡単!ブランクの缶スプレー塗装方法>
https://www.ishiguro-gr.com/blog/detail.php?id=11075

パイプシートに塗装したいのですが、その手順を教えてください。

パイプシートの塗装に関しては、動画を配信しております。

よろしければこちらからご確認ください。


<パイプシート塗装/マジョーラ編>
https://www.youtube.com/watch?v=9O65BQT5-x4

<パイプシート塗装/大理石調塗装編>
https://www.youtube.com/watch?v=RLMPlYJ5DR4

ブランクの表面に傷がついているのですが、綺麗に補修する方法はありますか?

ブランクのクリヤー層についた小傷であれば、上からウレタンクリヤーを塗装することで、ほぼ完全に消すことができます。

また塗装でなく、コンパウンドで磨くことでも、ある程度消すことが可能です。

この場合、磨きすぎると着色面まで達してしまうこともあるため、やりすぎは禁物です。

コンパウンドでの傷消しに関しては、以下URLより動画を配信しております。

よろしければご確認ください。


コンパウンドを使用した、釣竿の擦り傷補修方法>
https://www.youtube.com/watch?v=8VCSYidgxBE&t=36s

ブランクの表面にブリスターが発生してしまいました。綺麗に補修する方法はありますか?

ブリスターは、主に塗装のクリヤー層が剥離した状態になります。

つまりクリヤー層のみをすべて除去して、再度クリヤーを塗装できればいいのですが、さすがにそれは無理があります。

その為、ある程度はがせるだけ剥がした後、ウレタンクリヤーをスプレーガンで塗装します。

こうすることで、かなり綺麗にすることは可能です。

またある程度ブリスターの進行を抑える効果もあります。

ただ、元々が劣化してきている為、いずれはまた剥離してきてしまう可能性はあります。

漆の研ぎ出しをやってみたいのですが、やり方がわかりません。

漆の研ぎ出しは、薄塗りを重ね、削って薄塗りの繰り返しです。

重ね方によっていろいろな柄を出すことができます。

一例として3つのパターンを紹介したページがございます。

よろしければご参考ください。


<うるしの研ぎ出し>
https://tackle-net.com/method_making-repair/01/

チタンティップに塗装をしたいのですが可能でしょうか?

チタンティップへの塗装は、一般人には難しい作業です。

塗装自体はできても、使用しているうちにすぐに剥離してしまいます。

実はメーカーの作っているチタンティップの塗装でさえ、使用しているうちに剥離してしまうものがほとんどです。

それだけ難しいということです。

ブランク選びで困っています。オススメを紹介してもらうことは可能でしょうか?

できる限り対応はさせていただいておりますが、ブランクに関しましては、人それぞれ好みがあります。

また触る人によっての感覚の違いもございます。

その為、ご満足いただける回答は致しかねます。

あくまで参考程度とお考えいただければ幸いです。

グリップ周りを改造しようと思っています。お任せでパーツを選んでもらうことはできますか?

すべてをお任せいただくという形ではお受けいたしかねます。

簡単な絵でも構いませんし、気に入っている市販の竿の画像でも構いません。

何かしら参考となる形状をお伝えいただくようお願いします。

ロービング、ブレードホース等の、カーボン素材の販売はしてないですか?

これらの素材のに関しましては、残念ながら諸事情により、当店で販売する予定はございません。

購入したエポキシの主剤が白く結晶化しています。これは不良品でしょうか?

エポキシの多くは、低温下では主剤が結晶化するものが多いです。

症状としては、透明感がなくなり白っぽくなった後、容器の底に結晶化したエポキシが沈殿していきます。

冬場の気温の低い状態で起こりやすく、場合によっては店舗に入荷した時点で結晶化している場合もございます。

これは容器ごと60度程度のお湯で湯銭していただくことで、元通りの透明な液体に戻すことが可能です。

品質も問題ございません。

動画にまとめてありますので、よろしければご参考ください。


<結晶化したエポキシの対処方法>
https://www.youtube.com/watch?v=OXpsEiIA9Y8

トルザイトとAGSガイドの違いは?

トルザイトとAGSガイドの違いは、主にフレームの素材になります。

トルザイトはチタンフレーム、AGSはカーボンフレームになります。

AGSの長所は、超軽量のチタンフレームよりもさらに軽いため、軽さがもたらす感度向上・振りぬけの良さ・キャスト後のティップ収まりの早さが優れます。

トルザイトの長所に関しましては、AGSほどではないけれど感度や軽さも備えております。

またAGSの短所でありますフレーム強度に関しましては、AGSより上となります。

AGSのカーボンフレームは、地面等に当ててしまうことで、フレームに簡単に傷がつき、破損しやすいです。

チタンフレームは簡単に破損してしまうことはございません。

長所・短所がはっきりしているのがAGSで、トルザイトはオールマイティーな性能を持っているといえます。

 

またAGSは同じガイドサイズで見ますと、確かにトルザイトよりも軽量ですがシルエットが大きくなります。

特にティップ部分はトルザイトの方が小さいのがはっきりしますので、スマートに見えます。

このあたりは実用的な部分を重視するのか、見た目を重視するのかで変わってくるかと思います。

 

また作業をする側で考えますと、AGSはフット部分が太くなりますのでスレッド(糸)が巻きづらいです。

トルザイトは足が細い為、ティップ部分への取り付けも簡単にできます。

 

以上が違いとなりますが、どちらがいいかといいますと軽量化では「AGS」、トータルバランスで「トルザイト」という感じでしょうか?

結局は好みの問題になりますので、どちらがいいとは言い切れません。

値段の違いが一番大きいかもしれませんね・・・

曖昧な結論で大変申し訳ございませんが、ご参考いただけますと幸いです。

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